ホール
ホールからの眺めにアクセントを加えるアーチ型の入口や、深い味わいを醸し出す古材の柱。まっさらな空間に馴染んだそれらは、ここからさらに家族の記憶と歴史を紡いでいくことでしょう。
キッチン
外国映画で目にするようなキッチンにも、奥様のこだわりを詰め込んで。美しい色調のタイルや、窓辺に表情を添えるローマンシェード、ウェザリングでこなれた風合いを演出したキャビネットが印象的です。
テラコッタ
屋内外を結ぶ多目的スペース「コンサバトリー」には、200年の時が刻まれたテラコッタを貼りました。そこに組み合わせるのも新建材ではなく、経年変化が楽しい「歳をとる素材」を選んでいます。
寝室
屋根の勾配を生かした天井は、細やかな調整により最大限の高さを確保できるよう工夫しました。だからこそ生まれた造形美が、オープンな視界と隠れ家のような心地よさを実現しています。
ダイニング
ダイニングキッチンは約14畳。広くはない空間だからこそ、圧迫感を与えず、さらに使い勝手がいいようキッチンや家具を配置しました。ライトからこぼれる柔らかな光が、団らんのひとときを温かく包みます。
外観
3つ重なった三角の切妻屋根。破風板のグリーンがそのデザインを強調し、個性的なファザードを形づくっています。鮮やかなブルーの玄関ドアを開けると、時を経るごとに風情を増すアンティーク調の住空間へ。
夜景
陽が落ちて、なお趣き深い佇まい。夜の公園から眺めると、映画のワンシーンにも似た美しい外観を堪能できます。窓から漏れる暖色の明かりが、ご一家のくつろぎや語らいを想像させます。
